ページ コンテンツ
MENU

2018(H30)年度 大阪府公立高校入試(C問題)

2018(H30)年度 大阪公立入試(C問題)

問題 

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00284525/H30Ippan-106Suugaku-C-Mondai.pdf

解答

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00284525/H30Ippan-106Suugaku-C-Saishi.pdf

 

大問1

(1)(4)普通に計算。

(5) パターン数が少いので一つずつ調べる

 A (1,4)ならBは(3)or(7)or(9)  B(7)のみ

 A (1,5)ならBは(3)or(7)or(9)  B(3), (9)の2つ

 A (4,5)ならBは(3)or(7)or(9)  B(3)のみ

以上より\frac49・・・答

 

(6)

 訂正後の合計は 5×3+6×2+7×5+8×6+9×3+10×1=147

     平均は 147÷20=7.35

 訂正前の平均は 7.35-0.1=7.25

     合計は 7.25×20=145

つまり、2冊分の訂正が行われたことがわかる。

訂正後の中央値が7.5冊。これが変わらないようにするには

5冊を7冊にしなければならない。

(8、9冊だと中央値が変わる。10、6、5冊だと範囲が変わる)

以上より あ 5冊 い 7冊・・答

 

(7)

  a=10x+yとすると、b=10y+xとおける

よって、

 20<\frac{a+b}{8}<21

 160<a+b<168

 160<11x+11y<168

 14.54...<x+y<15...27

x,yは整数なので

 x+y=15

また、a=10x+yが奇数なので、y=1 or 3 or 5 or 7 or 9

これを満たすxとyの組は(6,9) (8,7)

以上より、a=69,87・・・答

 a=10x+yが奇数なので、y=1or3or5or7or9

  160<11x+11y<168にひとつずつ代入してxをチェクしてもよい。

 

(8)

まず各座標を求める。

 A(-2,\frac43)B(4,\frac{16}{3})C(-2,0)

OBの式はy=\frac43 x

 よって、D(t, \frac43 t)

ABの式はy=\frac23 x+\frac83

 よって、E(t, \frac23 t+\frac83)

△BEDの面積をtで表すと

 △BED=ED×BからEDへの垂線の長さ×\frac12

     =(\frac23 t+\frac83-\frac43 t)×(4-t)×\frac12

     =\frac12 (4-t)(\frac83-\frac23 t)

一方で、△OACの面積は

 △OAC=2×\frac43×\frac12=\frac43

よって、△BEDの面積は

 △BED=\frac43×2=\frac83

△BEDの面積について方程式を立てると、

 \frac12 (4-t)(\frac83-\frac23 t)=\frac83

 (4-t)(\frac43-\frac13 t)=\frac83

 (4-t)^2=8

 t=4-2\sqrt2 (0<t<4)

以上より、t=4-2\sqrt2・・・答

 

大問2

(1)

△ABCは直角三角形だから、∠BAC=45°

△ABEは二等辺三角形で、AF=FEだから

 ∠ABF=∠FBE=\frac12 a

よって、

 ∠AGB=∠BAC+∠ABF=45+\frac12 a・・・答

 

(2)

 解答そのまま

 ECとFBが平行で有ることを、中点連結から示すことに気がつけば簡単

 ①を利用すると苦しい。そこで別の相似を探す

 △BGCで三平方の定理より

  BG=3\sqrt5

  △BCG∽△AFGより

  3\sqrt5 : 3=3:GF

  GF=\frac{9}{3\sqrt5}=\frac{3\sqrt5}{5}・・・答

 ※

  △AEC∽△BCGから、CEを出して、(2)の中点連結定理からGFを出してもよい

 相似が多いので、面積比から攻める

 ①の△BDG∽△EDCより

  GD:CD=BG:CE

  CEは②のGFの二倍(中点連結)なので

  GD:CD=3\sqrt5:\frac{6\sqrt5}{5}=5:2

一方AG=GCより

 AG:GD:DC=7:5:2

よって、

 AD:DC=6:1

△ABCと△ABDは高さ共通なので、

面積比と底辺の長さの比は同じ

よって

 △ABD=△ABC×\frac67=\frac{108}{7}・・・答

 

大問3

個人的に少数のほうがやりやすい

(1)

△ABCの高さhは三平方の定理より

 h=3\sqrt3 (60°の直角三角形)

よって面積は

 6×3\sqrt3÷2=9\sqrt3・・・答

△DFCで三平方の定理より

 CD=10 (3:4:5の直角三角形)

△DHG∽△DACより

 GH:6=6:10

 GH=3.6・・・答

△DHG∽△DACより

 6:10=DH:8

 DH=4.8

△DHI∽△DCBより

 HI:6=4.8:10

 HI=2.88・・・答

 

(2)

 GJ=x とする

△GJCで三平方の定理より

 JC^2=25-x^2

△AJCで三平方の定理より

 JG=36-(2+x)^2

よって、

 25-x^2=36-(2+x)^2

 x=\frac74・・・答

 計算が面倒

 △BJCの面積を求めれば、高さのGJ,JDがすぐに分かるので体積が出せる。

 ここで、∠BJCは直角ではないことに気をつけよう。

△GJCで三平方の定理より

 JC^2=25-(\frac74)^2

 JC=\frac{\sqrt{351}}{4}

△BJCはJC=JBの二等辺三角形だから、高さhは三平方の定理より

 h^2=\frac{351}{16}-9

 h=\frac{3\sqrt{23}}{4}

よって、△BJCの面積は

 \frac{3\sqrt{23}}{4}×6×\frac12=\frac{9\sqrt{23}}{4}

よって、GBCDの体積は

 \frac{9\sqrt{23}}{4}×(\frac74+6-\frac74)×\frac13

 =\frac{9\sqrt{23}}{2}・・・答

 

 

 

感想

ほんとに大阪のCなのかと思うぐらい、簡単になった。

ただし、時間は厳しい

時間内に問題を解く練習を繰り返さないと時間が足りない。

全部解けなくても、ぱっと分かる問題から処理していこう。

特に図形は思いつかなければ飛ばして、次の大問の簡単な問題に取り組もう。